遠藤 清花
(名称変更可)
「私、この町を出て行きたくないな。たくさん、思い出があるから」
本作の主人公。中学3年生。
幼い頃に母を亡くし、父が行方知れずとなってしまったことで、幼馴染の葉山はじめの家に世話になっている。
内気なためあまり人に自分の意見を言うことがなく、心のうちにいる<カレ>に精神的に支えられている。
葉山
はじめ
「あっそう、勝手にすれば。………別に、お前がいてもいなくても関係ないし」
中学三年生。主人公とは幼馴染。
警戒心が強く、排他的な性格。主人公とは気の置けない間柄で、ぶっきらぼうな喋り方をする。
主人公以外に特に仲のいい人物を作らず、主人公に懐く優臣には噛み付くことが多々ある。
CV:日下衣緑
藤澤 優臣
「待ってるから。行っておいで」
中学三年生。小学校の頃のとあるきっかけから主人公に懐き始める。
ぼうっとした性格で、動きが鈍く口数が少ない。クラスメイトの紀乃村二郎とは馬が合うため、よく話の聞き手役に回る。
周囲からはマサという愛称で親しまれる。
CV:奏ユウ
紀乃村 二郎
「おっはよー!!
聞いて、だい、だい、だい、ニュ〜〜〜ス!!」
中学三年生。主人公たちとは中学校からの仲。
小学校が別だったけれど、明るく、楽天的な性格のためか、今ではクラスの中心的存在。
主人公は自分と違い賑やかな二郎を避けているが、二郎自身は主人公ともっと話してみたいと思っている。
CV:緋乃司
国芳 哲
「何ですか?
用がないならこっち見ないでください。気持ち悪い」
中学二年生。主人公の一個下の学年の問題児。
小学生の時から学校には気まぐれにしか来ない。
音楽家の両親を持ち、本人は声楽の勉強をしており、早く都会に出たいと思っている。
音楽室を勝手に使うことが多い。
CV:金井ゆかり
野瀬 愛子
「私、ずっと入院していて、今までお友達らしいお友達がいなかったの。だから……仲良くしてくれたら、嬉しいな」
中学三年生。幼い頃から体が弱く隣町の病院に入院をしていたが、退院することになり主人公たちの通う中学校に通うことに。
小学校の頃から名簿の一番下に名前だけあったクラスメイト。少し世間とズレているところがあるが、素直な性格の持ち主。
積極的に主人公に話しかけてくる。
CV:鴻上きずな
国芳 静
「先輩は、葉山先輩のことどう思っているんですか?」
中学二年生。国芳哲のいとこ。物静かな振る舞いとは違い、強かさを匂わす言葉選びをする。
葉山はじめに好意を寄せるが、はじめには全く相手にされていない。それでもめげず、日常的にはじめにラブコールを送る。
哲とは幼い頃から共に暮らしているが、ほとんど口をきいたことがなく、仲はあまりよくない。
CV:pipi
???
「未来からわざわざ来たんだ。助けてくれるのが義理だろうが」
国芳哲と名乗り、数年後の未来から来たと言う。
杖を持っているが、杖に支えられている様子はない。横柄な言動が目立ち、主人公を駒のように扱う。
主人公の家に押し掛け、居候すると言い出す。
CV:馬場天
???
「こんばんは、可愛らしいお嬢さん。子供がこんな時間に外にいるなんて、感心できないな。悪い大人に攫われちゃうよ?」
主人公に近づく謎の人物。
人当たりの良さそうな笑顔の裏に、影が見え隠れする。どこか捉えどころがなく、主人公をからかうような言動が多い。
CV:緋乃司